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徳力基彦さんが語る「ソーシャルメディア時代のマーケティングの基本と事例」

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手術を受けて自宅静養しているのを活かしたいと思い、ウェブ上で受講できるUdemyの講座を見始めました。いま、受講しているのは徳力基彦 さんが講師をしている「ソーシャルメディア時代の マーケティングの基本と事例 」です。

▼ソーシャルメディア時代の マーケティングの基本と事例
https://www.udemy.com/social-media-marketing-jp/

ソーシャルメディアを企業がうまく活用してマーケティングに活かすにはどのように取り組めば良いのか、がわかります。この講座は数分程度の講義動画を可能な時に見れば良いので、受講しやすくて重宝しています。徳力さんの説明は活用事例を交えてくださり、マーケティング初心者の私にもわかりやすかったです。皆さまにもご紹介しますね。

「ソーシャルメディア時代の マーケティングの基本と事例」で学べること

講師の徳力さんは、ファンやアンバサダーのクチコミを軸に、商品やサービスの評判が広まる仕組みを作るプロフェッショナルです。徳力さんはソーシャルメディアを活用した企業のマーケティングについて、

日本においてはソーシャルメディアの黎明期にソーシャルメディアを活用したマーケティングに対する誤った期待が広がってしまったこともあり、まだまだソーシャルメディア時代のマーケティングの基本を誤解されている方が多いようです。この講座においては、ソーシャルメディア時代において企業はどのようにマーケティング全体の構造を考え直すべきなのか、具体的にはソーシャルメディアを活用することでどのような新しい可能性が拡がっているのか、具体的な事例を元に解説します。

出典:ソーシャルメディア時代の マーケティングの基本と事例

と語られています。

日本に広まってしまった“ソーシャルメディアマーケティングの誤解”とは何なのか。徳力さんは誤解を四つにまとめています。

【ソーシャルメディアマーケティングの誤解】

  • 誤解1:ネットは新しいマスメディア?
  • 誤解2:ネットのクチコミは短期間で拡がる?
  • 誤解3:お金を積めばクチコミを増やせる?
  • 誤解4:ソーシャルメディアは炎上する?

誤解1:ネットは新しいマスメディア?

マスメディアは「4マス」とも呼ばれるとおり、

  1. テレビ
  2. 新聞
  3. ラジオ
  4. 雑誌

を指します。

近年では「4マス+インターネット」をマスメディアだと思う人が多いようですが、インターネットは他の4マスと異なり「プッシュの力が弱い」という特徴があります。マスメディアは大量の認知獲得が得意なのに対して、インターネットは大量の認知獲得は不得手です。誰でも様々なサイト・ブログから情報を入手でき、ライバル・選択肢が多すぎるからです。

ただし、インターネットは発信者と情報の受け取り手が“双方向”でやりとりできるインタラクティブなメディアです。他の4マスができない、インタラクションが取れる唯一のメディアです。いわゆる4マスとは性質が違うのだということを理解した上で、企業はソーシャルメディアを活用する必要があります。

誤解2:ネットのクチコミは短期間で拡がる?

マスメディアを使えば、お金がかかるのと引き替えに短期間でクチコミを広めたり、ユーザ数を増やすことが可能になります。一方、インターネットは中長期的でファンを増やすのが得意です。徳力さんによると、インターネットでクチコミが広まるには年単位の時間がかかるとのこと。

Twitterやmixiはコストを掛けずに利用者を集めることができました。ともだちがともだちを呼ぶからです。インターネットはコストを掛けずに利用者を増やしたり、クチコミを広められる反面、クチコミが広まるまでに時間がかかります。ウェブ上でクチコミが広まるかどうかは、ユーザにシェア(共有)してもらえるかどうかに左右されます。

  • 予算はどれくらい掛けられるのか、
  • どれくらいの期間でクチコミを広めたいのか

を意識して活用するメディアを選択する必要があるでしょう。

誤解3:お金を積めばクチコミを増やせる?

以前、企業がブロガーにお金を支払い、企業にとってメリットがある記事をレビュー形式で書いてもらう方法が流行したそうです。お金を払うことで企業が望むような記事を書いてもらいやすくなりますし、数百から数千の記事を手軽に書いてもらえるメリットがありました。しかし、広告記事であることを隠してレビューを装ったため、やらせとして大問題になりました。

倫理的な面でも問題がありましたし、企業にとって都合が良いメッセージを配信することしか考えていなかったのにも問題がありました。徳力さんは、ソーシャルメディアにおいては利用者の会話にいかに参加していくかというアプローチが重要だとお話しくださいました。

そもそも会話はコントロールできない物なので、企業が情報発信する際はクチコミを統制しようとしたり、一方的に配信しようとしない方が良いのでしょうね。

誤解4:ソーシャルメディアは炎上する?

Twitterでは、芸能人の投稿が炎上したり、食い逃げを報告した若者のツイートが炎上して退学になったり、炎上が目につく印象がありました。企業にクレーム出す前にユーザがTwitterにクレーム&証拠写真を投稿し、企業への批判が大きくなったこともありました。以前は企業のクレームが係が対応して大きな問題にならなかった事例も、いまはユーザがTwitterにクレームを書くようになり炎上となる例が出てきました。

徳力さんは

  • 炎上=期待の裏返し、ユーザ側の怒り
  • マーケティングで一番怖いのは無視

と解説されていました。

日本の企業では、ソーシャルメディアを使うと炎上するのではないかと不安になる場合も多いそうですが、利用者の期待を裏切った場合に炎上するのであり、「やらせ行為など、通常しない行為をしなければ炎上は起こらない」とお話しになっていました。

 

おわりに

企業がソーシャルメディアを活用する際は、

  • マスメディアと同様、企業の宣伝として使うのは大きな勘違いであること
  • ソーシャルメディアはマスメディアに対する反応である

を心がけると良いそうです。

このほか、本講座ではソーシャルメディア活用をするための戦略や、アンバサダープログラムについて活用しています。

【主な内容】

  • ソーシャルメディアマーケティングの誤解
  • アンバサダープログラムの考え方
  • アンバサダー重視の事例を考える
  • ソーシャルメディア活用の5つの戦略
    • 傾聴戦略
    • 会話戦略
    • 活性化戦略
    • 支援戦略
    • 統合戦略
  • アンバサダープログラムの効果測定

試し観てまきますので、企業のソーシャルメディアマーケティングに関心がある方は、ぜひご覧くださいね。

【参考:試し観できる講座】

セクション 1: オープニング
オープニング

プレビュー

01:00
自己紹介

プレビュー

01:13
01:06
セクション 2: ソーシャルメディアマーケティングの誤解について
ソーシャルメディアマーケティングの誤解1

プレビュー

03:13
ソーシャルメディアマーケティングの誤解2

プレビュー

04:22

 

 

編集履歴:2016.7.9 22:14 題名を「【Udemyより】「ソーシャルメディア時代のマーケティングの基本と事例」について」から変更。

Author Profile

片岡杏紗(あさ)
国家資格キャリアコンサルタント。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。元IT系講師。ITmediaオルタナティブ・ブログでは、「教育ICT」に関する記事を連載中。http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/
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