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フリー教科書「Wikibooks」への要望

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CNET JapanでWeb2.0サバイバルを始めてから、ちょうど7年になりました。7周年を記念して、Web2.0とWikipedia、Wikibooksについてご紹介しますね。

Web 2.0とは

2006年から2008年にかけて、Web2.0という概念・言葉が流行しました。Wikipediaには、

Web 2.0(ウェブ にいてんれい、ウェブ にいてんゼロ、ウェブ・ツー・ポイント・オー)とは、2000年代中頃以降における、ウェブの新しい利用法を指す流行語。 2005年に発祥し、その後2年間ほど流行した。

ティム・オライリーによって提唱された概念。狭義には、旧来は情報の送り手と受け手が固定され送り手から受け手への一方的な流れであった状態が、送り手と受け手が流動化し誰もがウェブを通して情報を発信できるように変化したwebの利用状態のこと。

定義[編集]

ティム・オライリーの初期の定義は『旧来は情報の送り手と受け手が固定され送り手から受け手への一方的な流れであった状態が、送り手と受け手が流動化し誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化したwebを「Web 2.0 」とする』としていた。

しかし、最近の発言では定義はあまり明確ではなく、彼も範囲を限定しないためにあえてそうしたとブログ[1]で説明している。また、彼は翌日、同ブログでWeb 2.0とは「すべての関連するデバイスに広がる、プラットフォームとしてのネットワーク」であり、Web 2.0アプリケーションを「ネットワークが本質的に持つ長所を最大限に活用するもの」であるとしている[2]

http://ja.wikipedia.org/wiki/Web_2.0より引用

と説明がされています。

日本では、梅田望夫『ウェブ進化論』をきっかけにWeb2.0という概念が注目を集めたように認識をしています。GoogleなどシリコンバレーのIT企業が運営しているサービスや、無償ボランティアが運営しているWikipedia、日本では当時、梅田さんが取締役をしていた株式会社はてなが注目を集めました。

参考例:
梅田 望夫『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

4480062858
筑摩書房 2006-02-07
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Web2.0で話題になった話題の中に、Wikipediaの「集合知」がありました。Wikipediaには読み物として役立つ項目が多く、「かけ算の順序問題」のページを教えていただいたときは感激しました。

しかし、ボランティアで運営しているため、資金繰りやスタッフ内の派閥ができてしまったらしいとも噂を耳にしました。そこで、Wikipediaについて調べようとしたら、たまたまWikibooks に飛んでしまいました。

Wikibooksとは

  • Wikipediaは、ウェブ上の辞書的な存在
  • Wikibooks は、フリー教科書

という違いがあるようです。

Wikipediaによると

ウィキブックスは、本をベースとした文章に支えられるフリー教科書の集合体であり、ウェブサイトで共同して書かれ続けている。サイトはウィキウィキである。つまり誰でも、まさに今、どんなウィキブックモジュールでも、各モジュールについている編集のリンクをクリックすることで編集することができる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウィキブックスより引用

とのことです。

日本語を含めて全部で10カ国語のWikibooksがありました。日本語版では、IT系のコンテンツがそれなりに充実していました。高校の「情報科」について調べたかったので、「学校教育」をみました。

「高等学校学習指導」に「情報」はあるものの、肝心のコンテンツがありませんでした。惜しい!

▼「学習指導 高等学校情報」を作成中
http://ja.wikibooks.org/w/index.php?title=習指導 高等学校情報&action=edit&redlink=1

ボランティアの方への要望

そこで、試験的にある項目を登録しようとしました。ですが、投稿後30分程度で削除されてしまいました。「Wikipediaに載せる方がふさわしい」との判断からだそうです。ボランティアの方たちがちゃんと投稿を監視をしていて、ふさわしくないと判断した投稿は削除ということなのだな、と理解しました。

Wikibooks は、ウェブ上のフリー教科書という位置づけですので、本として成立する文章でないとだめなのでしょう。アドバイスは丁寧でした。

「Wikipediaへ再度、投稿を」と、アドバイスをいただいたのですが、iPhoneから書いた文章だったので、保存していませんでした。

これはクレームではなく要望なのですが、

  • Wikibooksからいきなり削除ではなく、下書き状態にしていただけると直しやすいです。
  • まだコンテンツが作成中になっている項目があります。
  • 何度も書き直して良いコンテンツが投稿できるようになったら、Wikibooksのコンテンツが増えやすいのではないか

と感じました。

試み自体はいいものだと思いますので、ブロガーに許可を取ってブログから一部転載などもありなのではないか、と感じました。今後の発展を願っています。

 

編集履歴:2016.3.22 12:15 「7周年を記念して・・・」の一文を追加。

Author Profile

片岡杏紗(あさ)
国家資格キャリアコンサルタント。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。元IT系講師。ITmediaオルタナティブ・ブログでは、「教育ICT」に関する記事を連載中。http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/
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