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今だから伝えたい言葉 ココ・シャネル「人生がわかるのは逆境のときよ。」

白い本
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2011年以降、今までに未だかつてない大きなことがたくさん起こりました。3.11の東日本大震災の衝撃は今後も忘れないであろう人生の大きな体験となりました。

今、2012年が終わろうとしていますが、激動の一年間となりました。そのような中でも生きて行かないといけません。良いこともつらいことも様々なことがありますが、生かされていることに感謝して今を生きたいと思っています。

生きる上で励みになる言葉、支えになる言葉は確かにあります。私は「病気になってしまいもう働けないのではないか」と悩んだ時期がありました。家族や友人からかけられた温かい言葉は心の支えになりました。温かい言葉はその後の人生においても私の心の支えとなっています。

あまりにプライベートな場面での言葉は書くことはできません。ですが、実際に私の心の支えとなった本から素敵な言葉をご紹介したいと思います。

今だから「伝えたい言葉」

大震災や台風、洪水、世界的な金融問題などで大変な思いをした方が多かった一年ではないかと思います。そんな一年だからこそ、八坂裕子『星に祈りを 生きるための77の言葉』から生きる勇気がわく言葉を紹介します。

参考:八坂 裕子『星に祈りを 生きるための77の言葉

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サンリオ 2011-09
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この本は詩人・エッセイストの八坂裕子さんがさまざまな生き方をした人物のひと言を取り上げ、見開き2ページでひと言の紹介をしている本です。

ココ・シャネル、アンネ・フランク、オードリー・ヘプバーン、ナイチンゲール、アガサ・クリスティー、リルケ、ル・コルビュジエ、スタンダール、チェ・ゲバラ、ユング、ニーチェなどさまざまな人生を歩んだ人の言葉が77紹介されています。

※公人、歴史上の偉人には「さん」など敬称を付けないのが一般的なため、この記事では歴史上の人物には敬称を付けないこととします。

55 人生がわかるのは逆境のときよ。 ココ・シャネル

毎晩、寝る前にこの本を読みます。毎日、読むたびに私の言葉の受け止め方、感じ方が違うのが興味深いです。何回読んでも新鮮に感じる本です。

「今は辛いけど、あきらめないで頑張りたい! 」と感じた時、私はココ・シャネルの以下のページを読みます。

55 人生がわかるのは逆境のときよ。 ココ・シャネル 八坂裕子『星に祈りを-生きるための77の言葉-』サンリオ p,136より

八坂裕子さんはこの言葉の紹介の最後にこのように書かれています。

負けてたまるか。逆境こそ私の友だちよ! どこがだめなの? なぜダメなの? 怖くなんかないわ。すべてが可能よ。働けばいいじゃないの。彼女にとっては、覚悟を決めるチャンスの到来だったのである。 前掲書 p,137より

私見ですが、貴族のドレスのような服を、シャープで機能的で洗練したものに変えていったココ・シャネル。才能を生かして時代の寵児と呼ばれ華やかに生きた人だと思っていました。しかし、全てが順風満帆というわけではなかったようです。

母親を12歳で亡くして辛い幼少時代を過ごしたあと、成功を経て、第二次世界大戦後は一変、バッシングがあったようです。成功が目につきやすい印象がありましたが、ココ・シャネルは苦しい時期も多い人だったようです。それでもへこたれていない気持ち、逆境だからできることがあるという気持ちをココ・シャネルのひと言から感じました。

私はココ・シャネルのひと言を読んだ時、今をどのように捉えるのかは自分次第なのだな、と感じました。今を味わって生きるという事なのではないでしょうか。

「辛いときは辛い」という感情を味わい、正直に自分の心に向き合うことはとても大事です。そして、次の段階として心に覚悟が決まって進む時期があるのではないかと私見では思いました。

逆境だから気がつくことがあります。今まで行なっていたことが本当に正しい判断・行動だったのかと振り返り、方向性を修正できることがあります。

逆境が悪いわけではなく、今をどう捉えるか、どう生きるかではないか、とこの言葉を読むたびに勇気がわきます。私見ですが心身ともにまいっているときは体をゆっくり休め、前に進みたいと心が望んだ時に読むと心から勇気が湧くひと言です。

27 どんな生徒にも特別な何かがあります。 マリア・カラス

もうひとつ特に大好きな言葉はマリア・カラスのひと言です。「どんな生徒にも特別な何かがあります。 マリア・カラス」。 このひと言に添えられた八坂裕子さんの解説の中で特に共感したのは以下の部分です。

ところがマリアは朝10時から夜8時まで、イダルゴの教室を離れない。自分のレッスンが終わっても帰らず全部生徒のレッスンを聴き、イダルゴが他の生徒に指導したことをすべて覚えて自分のものにしてしまうのだ。 「たとえどんなに才能の乏しい生徒にも才能が豊かな生徒にマネのできない何かがあるわ」 それがマリアの言い分だった。 前掲書 p,73より

私見ではマリア・カラスは不世出のオペラ歌手と言われた人物でした。そのような天才と呼ばれる歌手が他の生徒の長所・魅力を見いだし、見下したり、尊大になったりすることなく学んでいった姿勢に感銘を受けました。

「私が、私が」となるのではなく、貪欲に学び実践していく。才能だけでなく貪欲に良い歌を歌いたいと心が望んでいたから「どんな生徒にも特別な何かがあります。」と考え、ドラマチックで記憶に残るマリア・カラスの歌につながったのではないかと推察をしました。 生きていく上で心がけたい素敵な言葉と思っています。

終わりに

星に祈りを 生きるための77の言葉』で紹介されたひと言への私の感想は、あくまでも私見です。なので、私自身が本の言葉から感じ自分の人生に照らしあわせて考えたことです。今回の記事では割愛しましたが、アンネ・フランク、ナイチンゲール、ヘレン・ケラー、ドストエフスキー、マチス、オードリー・ヘプバーンなど、様々な人たちが発言したひと言が収録されています。

ひと言たちの魅力、八坂裕子さんの紹介文の魅力は、ぜひサンリオから発売されている『星に祈りを』で味わっていただければと思います。77の言葉に生きるためのヒントがたくさんつまっていると思います。

参考文献

星に祈りを 生きるための77の言葉
八坂 裕子

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サンリオ 2011-09
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追記:2011年12月にブロガー仲間の提案で「今年だから伝えたい言葉」というテーマで、各ブロガーが連携して書いた記事でした。2011年(当時の今年)だけでなく、ずっと伝えたい言葉だと思いましたので、冗長な部分を削除・はじめにの一部を改稿して公開しました。

編集履歴:2014.11.06 20:43 冒頭の見出し「はじめに」を削除しました。2015.1.5 23:52 句読点と太字を追加。「、様々な人たちが発言したひと言が収録されています。ひと言たち」を追加。「気がつくことができること」を「気がつく」に修正。

Author Profile

片岡杏紗(あさ)
国家資格キャリアコンサルタント。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。元IT系講師。ITmediaオルタナティブ・ブログでは、「教育ICT」に関する記事を連載中。http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/
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