参考:「日本にも複合分野を横断できる教育をしている場はあることはある」という話
- 2012年01月13日
- カテゴリ:新着情報, 片岡麻実のWeb2.0サバイバル
※この記事は以前、ITmediaアルタナティブ・ブログに書いた「[雑感]日本でもスティーブ・ジョブズのような人材は果たして育つのか」のおまけとして書いたものです。
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私は国公立では当時2つしかないと言われていた教養学部出身でした。教養学部ではひとつの専門分野にかぎらず複数の分野を横断的に勉強し、立体的な研究をして良いという目的で設置された学部でした。
「日本には複合分野を学べる大学教育がないのでは」という話は確かに
- 教養学部が日本では少数であったこと、
- 教養学部に入学してもひとつの分野を中心に学ぶ人が多かった
ので正しいのではないかと受け止めています。
ただし、現在はインターネットを活用した通信制大学で複合分野を自由に学ぶことが可能になったので、社会人になってから通信制大学で自由に学ぶ方は増えていると認識しています。10年たってだいぶ変わった感があります。
ちなみに教養学部はどれだけ自由に学べるのかなのですが、私が主に学んでいたのは以下のリストの通りです。
- 中世日本文学
- 少しだけ近代文学
- 中世・近代日本史
- 東北の神楽(現地まで行ってフィールドワーク)
- 日本の民俗学
- 社会学
- 心理学
- ドイツ哲学
- ロシア文学
- シェークスピア文学の輪読
- マスコミ論/メディアリテラシー
- ギリシアからルネッサンスにかけての西洋美術史
- キリスト教史
- 日本語学
- 浮世絵の研究
- 絵巻物の研究
そのDNAは大人になってからも変わらず、私のブログが専門分野を絞らない内容なのも複合領域を横断するように教育された結果だと推測しています。
オルタナティブ・ブログでは「社会問題をITで解決できないか」というテーマを追求しているので、社会問題に関係するものは全て取り扱うというスタンスです。だから文系/理系の区分は私にとってあまり重要ではありません。
ちなみに新卒で務めた会社は1年以内に情報処理二種(現・基本情報処理技術者)を取得しないとクビという条件で新人は入社していました。絵巻物を研究していたため真逆なジャンルの情報処理の試験勉強は苦行でした。
しかし、日本文学の研究で養った読解力を生かして出題問題を山かけしたら予想通り午後の一問目アルゴリズム問題にビットマップ問題が出ました。合格 できたのは実力ではなく読解して出題されそうな問題の予測を立てられたからだと思います。ですので情報処理の能力はひどいものでした……。
これからも人生サバイバルしようと思います。
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