デル株式会社

勉強会を自主的に行うメリット

外資企業のミーティング
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複数のブロガーが共同で書くという行為は、個人としてのメディアでもあり、ブログメディアとして連携している場でもあります。

  1. 個人が関心がある分野を各ブログで論じている
  2. ブログメディアいう総合体として、大きなオピニオン・研究資料を発信している

という二面性を内包しています。

リアルな勉強会をやろうと思った理由

「障害者と支援技術」というテーマは日本においては、大学等の研究機関や福祉関係者を中心に、アカデミックに論じられてきた分野ではないかと考えております。「技術」と名がつく分野ですが、IT業界の人にとっては馴染みがない状況ではないでしょうか。

私が実際に、学習障害のお子様が使用する電子教科書を作って感じたのは、ボランティアの方が無償で製作するには技術力が必要だということです。

マルチメディアDAISY


たとえば子供向け電子教科書を作る際に利用したマルチメディアDAISYという規格は、音声と文章の同期をSMILというXMLの技術を用いて実現しています。2010年からは日本でもWordにアドインを入れて作成する方も出始めました。

この電子教科書は文章と音声を同期させる機能を持ちます。制作ソフトは無料、でEPUBとの互換性を持ちました。私見では、技術としてはとても興味深いものですが、ボランティアにとっては制作のハードルが高いのも事実だと考えています。

Wordで作成したXMLファイルを、録音し始めてから修正しようと思っても、一般のボランティアの方は修正できないようなのです。

私の場合はテキストエディタでXMLなどのファイルを開いてソースを確認して、文章漏れを追加したり、誤字脱字の修正が出来ました。

ボランティア任せの問題点

しかし、XMLの理解がない場合は、「Wordで誤字脱字や文章の欠落を修正した後、最初から録音しなおしている」という話をボランティア団体の方から伺いました。

せっかく良い技術があっても一般のボランティアの方の負荷がかかってしまい、子供達への電子教科書提供が後手後手になりかねない事実に、私はこころが痛いです。

  • 技術者の方が「社会貢献できるし、技術力を生かせるなんてワクワクするなあ」というおもしろい
  • という気持ちで開発研究、
  • またはプロボノ/プロボラとして参入してくださるようにならないと、

日本では支援技術の普及も教育のユニバーサルデザインも緒外国に比べて遅れをとるのではないか? と懸念しています。

リアル世界でもディスカッション

勉強会を自主的に行うメリット」のつづきです。日本の技術者は3K の職業と思われているフシも感じますが、本来はギークでクールな素敵な職業だと感じています。

“もの作り日本”と言われていた時の技術者の輝きは、今でも世界にほこれる煌きだったと思います。

日本に素晴らしい技術者は沢山いらっしゃると思います。そして、そのような技術者の存在を必要とし、協力を願っている人たちもいます。

そこで、ブログで取り上げてきた「障害者と支援技術」というテーマを、リアル世界でもディスカッションすることによって、ブログに記事を書くだけではわからない現状・今後への対応方法を検討したいと考えています。

「リアル×ソーシャルネットワークでの情報発信=Change the World になったらすごく面白い」と私がワクワクしたので、個人で協力者をつのり開催することにしました。記事がなければ勉強会を開こうと思いつかなかったと思います。

参加者が数人であっても継続して情報発信することで結果は積み重なります。 勝ち負けではなく実績を積むという意味で以下のように開催します。

興味が湧いた方はご参加してみてください。後日談はまたこのブログに書きたいと思います。

イベントの詳細はこちらから 

▼「障害者と支援技術」の勉強会をリアルにやってみます 2011年11月26日 http://basara-company.biz/2011/11/21/ud-study2011112/

編集履歴:2013.10.31 21:53  この記事は「「障害者と支援技術」の勉強会をリアルにやってみます 2011年11月26日前半部分でしたが、別記事「勉強会を自主的に行うメリット」として独立させました。2014.4.23 22:04  記事の後半部分を「リアル世界でもディスカッション」に独立させました。見出し「ボランティア任せの問題点」を追加しました。2014.4.23 22:04  見出し「ボランティア任せの問題点」を追加しました。リアルな世界でもディスカッションの部分を元に戻しました。

 

Author Profile

片岡杏紗(あさ)
国家資格キャリアコンサルタント。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。元IT系講師。ITmediaオルタナティブ・ブログでは、「教育ICT」に関する記事を連載中。http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/
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