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日本の技術者のみなさまの底力を見た:浄水器付き自転車「シクロクリーン」

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先日、Nスタ(TBS系)で東日本大震災の復興のために技術力、地域の力を生かして取り組んでいる会社・商店街を紹介していました。

その中に「自転車に水を浄化する装置を取り付けたもの」という製品が取り上げられていましたが作成されているのは東京都大田区の日本ベーシック様とわかりました。

浄水器付き自転車「シクロクリーン」

日本ベーシック様によると自転車を漕ぐだけで、1時間に180人分の飲料水を造り出すことがでるとのことです。

  • 参考:災害用浄水器「シクロクリーン」 http://www.nipponbasic.ecnet.jp/mw.html

私がNスタ(TBS系)で2011年4月4日に拝見した浄水器付き自転車は「シクロクリーン」という名前でした。自転車の写真はhttp://www.nipponbasic.ecnet.jp/topics.htmlに掲載されていました。

もともとはバングラデシュで安定した水供給と雇用の創出をするために開発されたもののようだと上記のサイトを拝見してわかりました。

これは私見ですがムハマド・ユヌス先生がバングラデシュで行われているソーシャル・ビジネスと同じ志で開発された浄水器付き自転車だったようです。
参考:貧困のない世界を創る
ムハマド・ユヌス 猪熊弘子

415208944X
早川書房 2008-10-24
停電でも自転車ならば漕ぐ人さえいれば浄水器は動かせます。まさか日本でこのような形で活用されることになるとは製作されたみなさまは予想されていなかったと思います。

自転車をこぐという行為で水をくむモーターの電気を発電し、水を汲みとってフィルターで浄化することができます。

「実際に問題を解決できるか」は大事

被災地で実際に使用できなければ意味が無いので、自分たちのできる範囲の行為で電気を起こして機器を利用できるというのは実際の生活の場では重要なことと認識しています。

現時点では断水の地域はだいぶ少なくなったようです。が、余震によって地盤が緩んだり少しの雨でも土砂崩れが起こりやすい状態になっているなど、水の供給が再び地震災害等で行き届かなくなる事態も考えられます。

エネルギー問題と同じように水の確保の問題は断水している地域以外にも今後も継続して問題になってくるのではないでしょうか。

おわりに

私も含めて今、自分が何をしたらよいのか歯がゆい方も多いだろうと感じますが、今回の浄水器付き自転車の話のように日頃の技術力を活かすだけでも社会に大きな力となっているのではないでしょうか。

新しく何かを作る必要もなく、無理をするよりは今まで行なってきたこと・経験等を生かして継続的な活動が必要なように思います。被災地の皆様が今、必要なのはこのような支援なのかもしれません。

編集履歴:2014.06.22 13:39 見出しを追加しました。同日13:43 ヌハマド→ムハマドに訂正。書籍情報を追加。

Author Profile

片岡杏紗(あさ)
国家資格キャリアコンサルタント。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。元IT系講師。ITmediaオルタナティブ・ブログでは、「教育ICT」に関する記事を連載中。http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/
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