デル株式会社

望月実さんの『「数字」は語る 3分で読み解く決算書入門』をもとにSOHOの運営を見直してみた(その1)

日本のお札(五千円札や壱万円札)
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サブプライムローン以降は特に景気が悪い印象があります。

フリーランスとして1人で活動しているものの、
既存の仕事だけだと今後が先細るかもしれないと思い、
今まで以上に経営体制をしっかりしないといけないなと実感。

そこで、しろうとにもわかりやすい会計の本を書かれる
望月実さんの『「数字は語る」3分で読み解く決算書入門』を参考に、
不況でも私のSOHOが生き残るには?を考えてみました。

収入以上の支出はNG

【参考文献】 望月実『「数字」は語る―3分で読み解く決算書入門―

4532316006
日本経済新聞出版社 2010-01-26
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望月さんのサイト(http://ac-intelligence.jp/detect/index.html)から本の一部の立ち読みもできます。

サンプル原稿

「数字は語る〜3分で読み解く決算書入門」の内容を理解してただくために、
サンプル原稿「第2章 損益計算書は『現在』を語る」をダウンロードできるようにしました。
その中では「カレーと牛丼はどちらが儲かるのか」という コンセプトで吉野家と壱番屋を比較しています。サンプル原稿はPDFファイル形式で作成してあります
http://ac-intelligence.jp/detect/index.htm

望月さんの本で「うわー!」と思ったのは、
黒字でも倒産することがあるということ。

良く考えれば、たとえば売り掛けは、
現金収入が手元に入るまでにタイムラグがあるので、
商品を生産して販売する場合などだと、
材料費を払わないといけないので、ありうるよなあと思いました。

また望月さんのわかりやすい解説を読んで、
なぜ望月さんが決算書を見ただけで業態や規模など会社の状態がわかるのかよくわかりました。

収入以上の支出はしちゃダメだ

本を読んだ結果、私の場合は 個人なのもあるのですが、
「収入以上の支出はしちゃダメだ」 というあたりまえな結論に。

自分や会社を成長させるために
借金をしてでも設備や自分に投資した方がよいという本もかつて目にしましたが、
借金すると金利の分お金を損するし、投資も必ずもうかる保証はない。

公認会計士の方のように数字に強かったり、
投資だけに全力をそそぎこんで 勉強し、投資するようでないと
投資もリスキーではないかと私が判断しました。

私の場合本は知的好奇心に負けて買ってしまいますが、
収入がなかなか増えないこの状態では、収入に見合った支出に抑える方が私には良いと判断。

また、仕事で契約をする時も決算書をみて、
会社や団体運営が健全かどうかを良く見た方がよい
とこれもあたりまえな結論に至りました。

手数料が積もると…

私は教育の仕事をしていますが、
昔はエージェントに登録して仕事を紹介していただく代わりに
手数料を払っていました。

何年かフリーランスをしているうちに
エージェント経由で仕事をいただくと、
驚くくらい手数料をひかれてしまうのだなと気がつきました。

何年か自分に自信がないために仕事を誰かから紹介してもらう形式をとっていましたが、
「仕事が今よりも減ってよいから直接契約してくれる仕事だけにしよう!」と考えました。

それを実践した結果、前より仕事の量は減ったけれども、
手元に入る収入は今までと変わらなかったのです。

利益と時間

手数料がひかれなくなった分、もともとの単価は安いかもしれないけど、
同じ収入で自由に使える時間がさらに増えた。

私にとっては仕事の量もないよりある方がいいけど、
収入が同じなら少ない仕事で自由な時間が多い方がよいと考えました。

時間もお金も無限ではなく有限。

どちらも大事なのに限りがあるならば無駄にしないで、
自分が納得する形で使いたい。
しかも、生活できるだけの収入も確保したいと思った次第です。

量で勝負か、付加価値か

望月さんの本を拝読して、coco壱番屋さんや吉野家さんの例から
「安い単価で設けるならばそうとう数をこなさないといけないな」
ということも再認識しました。

ある程度単価が高くても
「ぜひ働いてください」
と申し出ていただけるだけの魅力が私には必要だなあとも考えました。

自分のイイトコロをお客さまから喜んでいただけるように、
持ち味を把握するという意味の自己ブランティングの研究も必要そうですね。

まだ単価を高くすることは専門性の問題などから難しいですが、
私が6年前から取り組んでいたICT教育、
障害がある方へのパソコンを活用したサポート(ライフハック)が
2009年ころから世間の注目を集め始め、
不況の割には低空飛行で仕事の依頼が来ています。

ただ、福祉系の仕事だと単価が低いのが当たり前という風潮も感じるので、
社会起業として営利企業として一定の収入を得ながら、
世の中にも貢献するスタイルにしないと私がつらくなりそうな気がしました。

おわりに

まだ望月さんの本を読んでSOHOを
ゴーイングコンサーンする取り組みは始まったばかりですが、
本を参考にしたおかげなのでそうが、
収入が減っても支出を抑えると、生活が苦しくないのです。

当たり前といわれてしまうでしょうが、
私にってはお金の管理は大事だなとあたらためて実感。

自分のSOHOの決算書も読めればさらに改善点がわかるようになるでしょう。
というわけで、今後も取り組みが続くので「その1」ということにします。

 

参考文献

望月実『「数字」は語る―3分で読み解く決算書入門―

4532316006
日本経済新聞出版社 2010-01-26
Amazonで詳しく見る by G-Tools

編集履歴: 2012/1/10 参考文献の追加と誤字脱字の修正。2014.3.6 23:18 「望月実さんの『「数字」は語る 3分で読み解く決算書入門』をもとにSOHOの運営を見直してみた(その1)」をCNET読者ブログからMediaBasaraに移動。その際、前半部分と後半部分を分けて、公開。見出しを追加。同日23:39 冒頭の一文を追加。 見出し「収入以上の支出はしちゃダメだ」を追加。2014.12.08 23:42 前半と後半を統合し、1つの記事にもどしました。「望月さんの公式サイト」をリンクの前から削除しました。

Author Profile

片岡杏紗(あさ)
国家資格キャリアコンサルタント。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。元IT系講師。ITmediaオルタナティブ・ブログでは、「教育ICT」に関する記事を連載中。http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/
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