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【改訂版】タクマクニヒロ 『カインド・オブ・ブルー[雷鳥社版]』 

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カインド・オブ・ブルー[雷鳥社版]
カインド・オブ・ブルー[雷鳥社版]

自分探しの第一歩に タクマ流自己実現術一挙に公開!

カメラマン・タクマクニヒロさんが、日常にある風景で「きれいな青だな」と思った瞬間を切り取った写真のセレクション。夢をかなえたい人に送る付属のメッセージ集が秀逸。

おすすめ度 ★★★★★

『カインド・オブ・ブルー[雷鳥社版]』 2012.4.12

 病気で働けなくなった私は、人生のどん底にいました。そんな時、知人がこの本を教えてくれました。タクマ クニヒロ『カインド・オブ・ブルー』(二見書房)です。※現在は雷鳥社から発売。
 

「読むと絶対元気になるよ。心が励まされるんだ。」彼がそう言った理由がわかりました。

サラリーマンだったタクマさんはなぜ25歳で専門学校に入学し、ド素人からプロのカメラマンとして転身したのか。空の写真に添えられた一言一言に、その理由が散りばめられていました。

勤務していたを会社を退職して、プロカメラマンのアシスタントになった宅間さん。物販用の写真を取るカメラマンとしてアシスタントを始めたものの、来る日も来る日も怒鳴られっぱなしで体調を崩し、やめさせてもらったそうです。

しかし、後に気持ちが立ち直った時、こんなことを思われたそうです。

「やっぱりプロになるのって大変なことなんだ」とおもいっきり落ち込んだ。しばらくして冷静に考えたら、「カメラマンのアシスタントとしてダメだったわけで、カメラマンとしてダメだったわけじゃないじゃん」という事に気が付いた。「だったら独学でやってみよう」と思った。

貧乏生活が始まって生活は不安定になったけれど、こころは安定した。

タクマクニヒロ『ブルーノート』(雷鳥社)より引用

自分の可能性を信じて、写真を出版社などに売り込み、少しずつチャンスを広げたタクマさん。独学で補えない面は、他のプロカメラマンにお願いしてタダ働きで撮影の様子を手伝いながら、コツを掴んでいったそうです。

タクマさんが試行錯誤しながら身につけていったことは「いろんなことを経験して思ったこと」に凝縮されています。

・何かをする時は、どちらが損か得かということより、楽しいか楽しくないかで選んだ方がいい。

・「いつかやろう」と思っている限り永遠に何もできない。

・壁にぶち当たったら、すぐあきらめないで壁にそってず~~と歩いていると、必ずどこかに小さな隙間が見える。

・辛いことや嫌なことが起った時は、立ち止まって考えてみようというサイン。

前掲書 P,90〜91より抜粋

何かに迷ったときに参考になるアドバイスばかりに思いました。私は前に進み始めました。

今は家族に囲まれ、NPOで子供たちにICTを教え、IT系メディアでのびのびと書く。地味ですが、心満たされた日々を過ごすようになりました。

かつて願ったように、執筆でお金をもらって生活することはできませんでした。しかし、私の心が願っていることを行い、心が満たされた毎日になりました。

ダメだと思った日々も、努力は確実に積み重なっていました。頑張る方向性があっていれば夢は叶いやすい。そして、間違った時も無駄にはならず、積み重なっているのかもしれません。

今『カインド・オブ・ブルー』を読み返すたびに思います。「振り返ってみれば自分に起こるすべての出来事は、自分にとってベストタイミングで起こっていた。(前掲書 p,69)」と。

補足情報 2014.3.7 23:35

もともとは二見書房から発売されていたものが、『ブルーノート』を出版した雷鳥社から再発売されたようです。

レビュアーの方によると、「本作から作業をデジタル化」と書かれていたので、昔の『カインド・オブ・ブルー』と写真の発色が違うようです。色の違いを見比べるのも面白そうですね。

 

編集履歴:2016.3.1 22:45 パブーに公開していた「『ブルーノート』 -なりたい私から、こころが願う私になるヒント-」のカインド・オブ・ブルーの部分を統合いました(見だし「『カインド・オブ・ブルー[雷鳥社版]』 2014.4.12」の部分)。冒頭の見だし「ひとことメモ」を削除。題名に【改訂版】を追加。20163.3 10:30 読点を追加。

Author Profile

片岡杏紗(あさ)
国家資格キャリアコンサルタント。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。元IT系講師。ITmediaオルタナティブ・ブログでは、「教育ICT」に関する記事を連載中。http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/
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